○ 育てているもの

 自給率100%を目指して、何でも作っています。
 当然ながら、全て自然栽培or有機栽培(JAS対応)です。
 また、加工にも取り組んでおり、自家栽培米、大豆で味噌を作り自家栽培小麦を近所の製麺屋でウドンにしてもらっています。
 加工品は、順次、拡大していく予定です。


                 栽培暦(大体のものです)

作物名 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
水稲 播種 田植 除草 ・・・・ ・・・・ ・・・・ 収穫
小大麦 ・・・・ ・・・・ 追肥 土寄 ・・・・ ・・・・ 収穫 播種 ・・・・・
小大豆 播種 土寄 ・・・・ ・・・・ ・・・・ 収穫
インゲン 播種 定植 ・・・・ 収穫
インゲン 播種 定植 収穫
キュウリ 播種 定植 収穫 ・・・・
キュウリ 播種 定植 収穫 ・・
トマト 播種 定植 ・・・・ ・・・・ 収穫 ・・・・ ・・・・
山菜
フキノトウ
タケノコ
たらの芽
山ウド
フキ

○有機栽培について
 日本農林規格によれば、2年以上、化学的に合成された肥料、農薬の使用しなければ「有機」の名称が使えるようになります。栽培の基準や使用できる資材等については、農林水産省の告示で定められています。

 当農園の究極の目標は自然農法ですが、当面は経営の安定化を目指し、有機農業を実践することとしています。
・施肥については、土壌分析を基本として、足りないものだけを補うようにしています。
・防除については自然にお任せ。作物を活性化させるため、食酢や木酢を薄めて散布しています。でも、一番大切なことは、圃場
生態系を確立して、健全な土で健康な作物を育てることですね。


←元気に育つキュウリ
 露地キュウリの有機栽培は、まだまだ課題が多いですが、天候さえよければしっかり育ちます。
アーチパイプでトンネルを幾つも作り約1,000本のキュウリを育てています。今年は増産の予定。



○自然農法について
 福岡正信さん、川口由一さんが有名ですが、様々な人、団体で取り組まれています。
 そのため定義も様々です。当農園では、@不耕起、A無施肥、B無農薬、C雑草との共生
を原則としています。
 右の写真では、雑草の中に、レタスや菜っ葉が育っているのが分かります。
 栽培してみて、手間と収量からして市場出荷はまだまだ無理ですが、自給用、直売所用には何とかなるのかなとの感触を得ています。毎年、栽培するなかで圃場・土壌生態系ができれば、収量もアップするような気がします。
※開園以来、一部圃場で、自然農法をズッと続けています。土が段々と豊かになっていると
のことです。(担当:コン)


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